顕正新聞 平成26年11月15日号掲載 名古屋会館落慶についての記事を紹介します
破闇満願の大額を掲ぐ
日本三大都市の一つ、名古屋市の中心部に、鉄筋コンクリート造り4階建ての名古屋会館が完成した。10月28・29日、落慶座談会・祝賀会が行われ、県内や東海各地から、落慶を寿ぐ同志が参集した。座談会では、講堂に掛けられた額の法語「破闇満願」の意味について、高森先生よりご教導いただいた。
愛知県は尾張門徒、三河門徒で知られる篤信の地で、東本願寺の有力地盤でもある。
それにもかかわらず、親鸞聖人のみ教えが正しく知らされていない大きな要因が、東本願寺が近代教学と呼ぶ〝珍しき法〟にある。
死後の浄土を否定し、この世だけの一益法門を説く彼らの布教は、1千万のご門徒に往生浄土の道を見失わせ、真宗難民化させてきた。
南無六字の法城の誕生は、そんな名古屋に再び無上道を開く慶事である。親鸞聖人のお言葉を掲げ、「破闇満願」、現当二益の弥陀の本願力を懇切丁寧に、胸から胸へたゆまず熱く伝え抜くことを名古屋の同志は無上仏に誓った。
仕事帰りに毎日通う
片側5車線の国道19号線は名古屋市を南北に縦断する大動脈で、会館はこの大通りにほぼ隣接して建つ。
地下鉄神宮西駅から3分、JR熱田駅から7分、名鉄神宮前駅から12分という交通至便の場所にあり、市内の学徒はどこからでも行きやすい。
鶴舞、金山にあった顕正室は、この会館に統合された。これまで別々だった名古屋の支部は、会館で一緒に活動することになり、2階の講堂をはじめ、3階(8部屋)、4階(6部屋)、大小様々の部屋は、連日聞法・会合で活況を呈している。
「いつでも名古屋の支部のどこかが行事をしていますから、仕事帰りに必ず立ち寄るんです」
名古屋市内で働く青年学徒は、毎日法施を受けられることを喜んでいた。
また、熱心に求められる一人、斉藤さんは、「皆で力を合わせた建立です。その連帯感もあってか、支部の垣根がなくなり、お互い刺激を受け合って、とても盛り上がっています」と語る。
大掃除には皆、積極的に参加し、備品や花など、学徒が自発的にお布施するので、3日空けると会館の様子が変わっているという。またチラシの配布数も、会館ができる前に比べて倍以上になった。「皆、この会館に誘いたくて仕方ないんですよ」
二千畳への橋渡し
会館では主に『正信偈』のご法話を行っている。各地の上映会や講演会でご縁を結んだ人たちが、「『正信偈』の話ならぜひ聞きたい」と、まず会館へ足を運び、さらに詳しく聞きたくなった人が二千畳へと向かう。会館が二千畳への橋渡しとなる流れができ、参詣者は確実に増えている。
「会館が説法すると聞きますが、こんなに変わるものなんですね」。名古屋の法友は、光に向かわせる会館力に驚いていた。
編集後記
真宗門徒の多い名古屋ですが教えは伝えられておらず、浄土真宗であっても死後の浄土を説かなくなっている現状です。
正しい親鸞聖人の御教えを聞かせてもらえる場所がいかに重要か知らされます。この名古屋会館を護り、真実の教えを名古屋に伝えていきましょう。



