高森先生のご講演「『破無明闇』の智慧光仏」

名古屋

顕正新聞、平成12年(2000年)1月15日号を紹介します。

東海報恩講が勤修されました。

目次

「破無明闇」の智慧光仏

冬空の1999年12月5日、名古屋市総合体育館・レインボーホールにて、東海報恩講が勤修され、各地から親鸞学徒が集まり聞法しました。

名古屋

高森先生は、親鸞聖人のご和讃を通して、苦悩の根源とその解決の道を明らかにしてくだされました。

報恩講は、親鸞聖人のご恩に報いるための集まりです。

毎年、ご命日の11月28日前後に開催されます。

聖人のご恩徳に報いるには、聖人のお喜びになることは何か、よく知らなければなりません。

高森先生は、親鸞聖人の、

無明の闇を破するゆえ

智慧光仏となづけたり

一切諸仏三乗衆

ともに嘆誉したまえり

浄土和讃

のご和讃を詳説なされました。

親鸞聖人の望まれることはただ一つ、苦悩の根源・無明の闇をぶち破る働き(智慧)を持たれた、唯一の仏・阿弥陀仏の本願によって、晴れて大満足の身に救い摂られることです。

この偉大なお力ゆえに、阿弥陀仏を智慧光仏ともお呼びします。一切の諸仏、三乗衆(声聞、縁覚、菩薩)が異口同音に褒め讃える本師本仏が、阿弥陀仏なのです。

このご教導に従い、一刻も早く弥陀の本願に救い摂られてこそ、聖人の報恩講となります。

今回の報恩講が開催された愛知県の仏縁は、親鸞聖人ご在世時に結ばれました。

還暦過ぎ、関東から京都にお帰りになる聖人から、ご説法をお聞きした当時の三河の人々が、真実を胸から胸へと伝え、次第に法輪は拡大。その真実の種は、蓮如上人の御代、一気に花開きます。

高田専修寺派の有力な地盤であったこの地が、蓮如上人の顕正により、数年間で本当の親鸞聖人のみ教えに帰依し、後に、「三河門徒」といわれる、強固な団結が形成されました。

時は流れ、今日、『世界の光・親鸞聖人』に導かれ、三河門徒が、陸続と仏縁を結んでいます。

報恩講当日、会場に設置された質問コーナーは、参詣者と講師との熱心な質疑応答で賑わっていました。

午前、午後の勤行後に行われたアニメ上映では、午前は第1巻の最後、午後は第4巻、日野左衛門へのご説法の場面が上映されました。

「アニメの上映で、無明の闇を破ることが人生の目的と教えてくださる、高森先生のご説法が、より理解できました」

「ここでしか聞けないお話です。人生の目的をハッキリ知ることができ、とてもうれしい」

と、数々の喜びの声が届いています。

また、大地震の衝撃冷めぬ台湾から参詣の秦月華さんは、

「大地震で、無常を痛切に知らされました。真っ暗な中に落ちていくようで恐ろしかった。今でも余震があります。一座でも多く高森先生のご説法を聞かせていただきたい」

と、一層の聞法精進を誓われていました。

編集後記

昔から三河門徒という熱心な親鸞学徒が、愛知には沢山おり、聞法に励んでいました。

現在では、高森先生から正しい親鸞聖人の教えを聞かせていただいています。

当時も地震などの災難や困難があるなかでも、先輩の親鸞学徒が仏法を聞かせていただいていたことがよくわかりました。

これからも共に、浄土真宗親鸞会名古屋会館で、阿弥陀仏の本願を聞かせていただきましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次