『歎異抄をひらく』に導かれて親鸞学徒に

今回は、顕正新聞平成27年8月1日号の記事を紹介します。

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毎朝4時拝読でスタート 『歎異抄をひらく』読破200回(愛知県 M.K さん)

「二千畳で聴聞した時、私一人に説法してくださっているように感じました」と語る。

「仏縁を結ぶことができたのはこのご著書のおかげです」。
7月の正御本尊ご下附式に参加した M.K さん(名古屋市)は、『歎異抄をひらく』(高森顕徹先生著)をじっと見つめた。この書が世に出てから、真宗の未来を切り開く如来のドラマが次々に起きている。
20代の時、友人の勧めで『歎異抄』に関心を抱いた。人生に行き詰まった時、決まって手にしたのがこの書である。営業マンとしての忙しい日々の中、『わが歎異鈔』『わたしの歎異抄入門』など、多数の解説本を読んできた。
とりわけ、冒頭の「摂取不捨の利益」には強く関心を引かれたが、「どんな境地か、いつ、どうすればなれるのか、肝心なところの説明がいつも曖昧でした」と語る。
昨年、新聞で『歎異抄をひらく』の広告を目にした。愛読していた『光に向かって100の花束』と同じ高森先生のご著書と知り、迷わず購入。読み進むうち、解説に衝撃を受けた。
〈摂取不捨の利益とは、弥陀に救われた絶対の幸福のこと〉
〈他力の信心を頂いた一念で、摂取不捨の身になれる〉など、初めて知る内容の連続だった。
「念仏称えれば助かる、のではなかったのか!?」
読み間違えたのかと思い、『歎異抄』の冒頭、「『念仏申さん』と思いたつ心のおこるとき、すなわち摂取不捨の利益にあずけしめたまうなり」の個所を何度も読み直したが、確かに、「念仏申したとき」ではなく、「『念仏申さん』と思いたつ心のおこるとき」とあった。

それからは、毎朝4時頃より『ひらく』の拝読で一日が始まり、仕事の休み時間はもちろん、帰宅すれば就寝まで読みふけった。「合計200回以上拝読したでしょうか。家内に『頭がおかしくなったのでは』と心配されたこともあります」と笑う。
拝読するほど深さが知らされ、もっと詳しく知りたいと思った。〈『ひらく』の著者のお話を聞きたい〉と思っていた時、電話帳で、「浄土真宗親鸞会・名古屋会館」の存在を知った。それが聞法のきっかけとなり、名古屋会館で重ねて聴聞するうち、「これはもう、親鸞聖人について行こうと思いました」。『ひらく』に導かれ、また一人、親鸞学徒の輪に入った。

編集後記

今回は、『歎異抄をひらく』をご縁に親鸞学徒になられた方をご紹介しました。私たちも、『歎異抄をひらく』を繰り返し拝読し、親鸞聖人のみ教えを正しく理解いたしましょう。

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