今回は顕正新聞平成26年11月15日号で紹介された、愛知県の宮本さんについてです。
名医は阿弥陀仏のみ 特効薬は六字の御名号
「すごい信念が伝わってくる。親鸞聖人の生き方が好きになりました」。
アニメ「世界の光 親鸞聖人」で聖人のご生涯を知った尾張旭市の宮本さんは、報恩講で正御本尊ご下附式に参加した。
実家は広島で、仏法熱心な安芸門徒の家に育つ。
幼い頃、祖母に手を引かれて寺へ行ったことをよく覚えている。
「祖母が読んでいた『領解文』が耳に残っています」
結婚後、夫の転勤で名古屋へ。新興宗教等の勧誘が多く、子供たちには浄土真宗の教えをきちんと受け継がせたいと思った。
「でも自分自身が教えをよく知らない……」と悩んでいた時、上映会のチラシが届く。
参詣して特に感動したのは、生きている時に阿弥陀仏に救われる、どんな人も大悲の願船に乗せていただけると知ったことだった。
「これがいちばんの驚きでした。こんな魅力ある教えが浄土真宗だったのですね」
だが、繰り返し耳にした「一向専念無量寿仏(弥陀一仏に一向専念せよ)」のお言葉は、排他的で、最初は違和感を覚えた。しかし肉体の病でも、それぞれ専門医がある。すべての人がかかっている心の病「無明業障の恐ろしき病」を治せる名医は阿弥陀仏だけと聞き、「ならば当然、弥陀一仏でなければ」と心にスッとおさまった。
その難病の特効薬「南無阿弥陀仏」の御名号こそ浄土真宗の正しい御本尊と分かり、親鸞学徒を決意、新たにお仏壇も準備した。「阿弥陀仏中心の生活に切り替え、家族にも本当の浄土真宗を伝えます」と張り切っている。
編集後記
広島の熱心な安芸門徒のご家庭で育ち、幼い頃から仏法に親しんでこられた宮本さん。
お祖母様が読まれていた『領解文』は、心の奥底に確かに残り、確実に仏縁が育まれていたのだと思います。
釈迦弥陀の善巧方便で、私たちは真実の法を聞かせて頂くことができました。
これからも浄土真宗親鸞会名古屋会館で、阿弥陀仏の本願を真剣に聞かせていただきましょう。